京セラ、KDDIを設立し、経営破綻した日本航空の再建にも尽力された稲盛和夫さんが亡くなられたと先日、ニュースで知りました。
私が稲盛さんの存在を知ったのは、今から4、5年くらい前に、会社の研修で講師をされていた先生から一冊の本を紹介されたのがきっかけでした。
その本のタイトルは『生き方』です。
それまで本を買って読むということが皆無に等しかった私は、この本と出会ったことでその後、数々の名著と出会うことができ、読書の大切さ、楽しさを知りました。
印象に残っている言葉をあげるとキリがないのですが、特に印象に残っている言葉が 『利他の心』です。利他の心とは仏教でいう「他に善かれし」という慈悲の心、キリスト教でいう愛のことです。もっとシンプルな表現をするなら「世のため、人のために尽くす」ということです。
この言葉と出会えたことで私自身の『生き方』が変わりました。
本当に感謝しかありません。
ご冥福をお祈りいたします。
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